便とは、食べ物から栄養を吸収した後の老廃物であるため、腸内に長く溜め込んでいると有害物質を発生させます。 
通常速やかに体外へ排出されるべきですが、お通じが困難であると、行き場を失った有害物質が腸壁から出ようと血液中へ溶け出し、全身へと巡ってしまいます。 
このようにお通じが正常でない状態が続くと、自律神経が乱れ全身の血行が悪くなるほか、腹部の張りや気持ち悪さを感じやすくなる、肌が荒れる、食欲不振などの症状が現れやすくなります。 
また、お通じが正常に行われず腸内の細菌のバランスが崩れると、脂質や糖の分解や吸収にも影響を及ぼし、高脂血症や動脈硬化、糖尿病などの生活習慣病も発症しやすくなります。 
このように、便は私たちの体や生活に大きな影響を与えています。 
毎日スムーズにお通じを行うためには、十分な水分補給や食物繊維の摂取、適度な運動などが重要です。 
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