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減塩に関する相談会

当日外来にて処方箋を持ってきた方と来局された方を対象に、「おいしい!減塩術」の資料をお渡しし、相談会を実施いたしました。 
 
成人の1日の食塩摂取量は男性10.9g、女性9.3gと、国の食事摂取基準の目標値である男性7.5g未満、女性6.5g未満よりも約3g多いのが現状です。塩分は生命維持のために必要なものですが、過剰摂取は健康に悪影響を及ぼします。 
減塩の必要はわかっているけれど、減塩料理は面倒で美味しくないと思っている方も多いと思いますがひと工夫するだけで美味しい減塩料理を楽しめます。
満足のできる減塩料理を作るいくつかポイントを紹介します。 
1.下味をしっかりつける 
肉や魚は塩やコショウを揉み込んでから調理すると、料理全体の味付けが薄くても料理の味が際立ちます。 
 
2.小麦粉や片栗粉で味をまとわせる 
小麦粉や片栗粉は食べ物の味を閉じ込めるとともに、調味料をからみやすくするので、濃厚な味わいに感じられます。 
 
3.香味野菜やスパイスでアクセントをつける 
生姜やしそなどの香味野菜やコショウやカレー粉などの独特の風味は、料理のアクセントになり、薄味をカバーできます。 
 
4.おいしいだしを使う 
かつおぶしや昆布などで取っただしは様々な成分が醸し出す風味や旨味があり、味の薄さが気になりません。 
 
5.油でコクをプラスする 
揚げ物や油炒めなど油を使うとコクが出るので美味しく感じます。ごま油やオリーブオイルは風味を増します。 
 
6.酸味で味を引き締める 
レモンやすだちなどの柑橘類や、酢やワインビネガーなどの酸味は味を引き締め、うす味の物足りなさを補います。 
 

日時 2024年5月8日 9:00~18:00
場所 ハーブランド薬局柏3丁目店