ハーブランド薬局　管理栄養士地域講座

今回は柏地域医療連携センターにて、管理栄養士による「食べることから健康寿命を伸ばそう」の講演会を行いました。
講座内容は３つのテーマに分けて行いました。
まず、「健康寿命」の意味を知っているかお聞きしたところ、意味までは知らないという方が多くいらっしゃいました。
健康寿命について説明した後、平均寿命と健康寿命の差が男女間で約10年近くあることをお話しすると
「そんなにあるんだ」と驚かれている方が多くいらっしゃいました。
健康寿命を伸ばすためには運動と栄養のどちらも大切だとお伝えするとみなさん大きくうなずかれていました。

１つ目の「食事と身体のメカニズム」では、食事での噛むということにどんなメリットがあるのかをお話ししました。
噛むことで幸せホルモンがでているというお話は初めて聞く方も多くいらっしゃったようで、
みなさんスライドを見ながらしっかりお話を聞いてくださっていました。
食事には心と体の健康を保つ役割があり、噛んで食べるということが大切だということを伝えられたと思います。
２つ目の「健康でいるための食事」では、手ばかり栄養法をつかったクイズを行いました。
みなさん結構迷われていて主食や主菜の量に「そうだったんだ」と驚かれている方もいらっしゃいました。
不足しがちな副菜を補うためにハーブランド薬局の管理栄養士が考えたオリジナルレシピを紹介すると、
「簡単でいいわね」などと仰って下さる方もいました。
副菜（野菜類）をとることの大切さ、バランスのいい食事＝一汁三菜ということを伝えられたと思います。
３つ目のテーマの前に、休憩として後出しじゃんけんで脳トレを行いました。
みなさん楽しそうに参加して下さいました。
３つ目の「健康食品について」は、保健機能食品の分類とその取り入れ方についてお話ししました。
特定保健用食品（トクホ）は臨床試験を行っておりコストがかかっているため売値が高いということをお伝えすると
みなさん納得して下さったのかうなずかれていました。

他に栄養機能食品の取り入れ方と特定保健用食品の取り入れ方を、それぞれ例を挙げてお話ししました。
分類の方法は許可がいるかいらないかなど少し難しいお話になってしまい、
みなさん難しそうな顔をされていましたが、取り入れ方の例を挙げると、
理解していただけたのかうなずいて聞いてくださいました。
３つもテーマがあり、講座内容が多かったのではないかと少し不安でしたが
「１時間あっという間だったわ」などの感想をいただけました。
引き続き健康サポート薬局の管理栄養士としてできる啓発活動に取り組んでいきたいと思います。